★★★  1964年(4)  ★★★



♪太陽は傷だらけ



♪太陽の誘惑



♪野の百合



♪女王蜂                               ♪太陽は燃えている



♪パフ

 僕たちの世代は、今のところ人類史上最も幸せな時期に生まれ出たのではないだろうか。
 僕はここに挿入した'90年代までの曲を聴くと、その1曲1曲に過去の在りし日の一瞬時が浮かび上がってくる。
 1曲1曲に僕の生きてきた「時」の一瞬が刻まれているのです。

 例えば「女王蜂」を聴くと何故か昼下がり、堺東のアーケード下の銀座通りの光景が、
 「太陽は燃えている」を聴くと何故か、昼下がり隣町の本屋に自転車を走らせる自分が浮かんでくる。

 毎年毎年ヒット曲があふれ出ていたあの時代とは全く違う今、現代の若者が年老いたとき、
 僕たちのようにある曲を耳にして過去の一コマを思い起こす事など殆どないように思える。
 未来に夢を描けない年代になると、"イエスタデイ・ワンスモア"が貴重な慰みになります。

 


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