★★★  1970年(3)  ★★★



♪さらば夏の日



♪ジーン                               ♪ミスター・マンディ

 ジーン、ジーン バラは赤く染まり、若葉は緑に包まれている 雲は手が届きそうなほどに牧場にかかっている
 ジーン、ジーン 君は若く、生気にあふれている 夢の途中から抜け出し丘の上まで駆け上がり腕を開くんだ、ボニー・ジーン
 羊が家路を辿り、星々が降り注ぐ時、僕は一人ぼっちなんだ 日がまた昇った時も僕は待っている ジーン、君のためなら
 バラは赤く染まり、若葉は緑に包まれている 丘が黄色く月明かりに輝く時、僕の腕に飛び込んでおいで、ボニー・ジーン
 ジーン、ジーン 君は若く、生気にあふれている 夢の途中から抜け出し、丘の上まで駆け上がり 僕の腕に飛び込んでくるんだ
 ボニー・ジーン ジーン、ジーン

*これは「ミス・ブロディの青春」という映画の主題歌です。一時期このメロディが非常に好きでした。
 最初に聴いたのが、ボビー・ソロのVocalだったと思います。



♪涙の口づけ

 夏の間お別れだけど、これだけは約束するよ     一日も欠かさず手紙を書くことを
 そして愛をこめてキスをして封印すると
 この夏は気が滅入るような寂しいものになるよ    でも僕はその虚しさを埋めるつもりだ
 僕の愛のすべてを毎日手紙に書いて
 目の前に陽光に揺らめく君が見える         行くところで君の声が聞こえてくる
 僕は走っていってやさしく抱きしめようとしたんだ  でもそれは人違いだった
 夏の間お別れなんてしたくない           寂しいのが分かっているもの
 そうだ、九月になればきっと逢おうと誓いを立てよう
 そして僕の愛のすべてを込めてキスをして封印するよ



♪雨のささやき

* 激しく降り注ぐ雨に耳を澄ましてごらん 降りしきる雨の音に

 一しずく落ちる毎に 君への思いが一層募るのが分かるだろう
 一晩中降り続ければ それだけ君を愛する気持ちが強くなる
 君と二人で居る限り どうして天候なんか気になるだろう?
*
 雨が一しずく落ちる毎に 僕には君の声が聞こえる
 僕の名前を呼ぶ君の声が はっきりと空の上から落ちてくるように聞こえてくる
 この水たまりの中で 君と二人ぴったり身を寄せ合いながら君の声を聞いている
*
 鼾をかいて寝ていた親父は 頭をぶつけてベッドに寝に行く
 翌朝はとうとう起き上がれなかったとさ

※この唐突な最後の一節は、マザーグースからの引用らしいのですが、どういう
 意味合いがあるのか分かりません。


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